徳島大学総合科学部モラエス研究会

徳島大学総合科学部モラエス研究会の活動記録

【総合科学部1号館に新たにパネルを展示しました】

 徳島大学総合科学部1号館1階の廊下には、以前からモラエスに関するパネルを掲げていましたが、新たに20枚のパネルを常設展示することになりました(下の写真)。これらの新たなパネルは、徳島県立文学書道館の企画展「文学者の見たモラエス」で展示されたものです。企画展終了後、徳島日本ポルトガル協会がパネルを譲り受け、同協会のご好意で総合科学部にご寄贈いただきました。徳島県立文学書道館ならびに徳島日本ポルトガル協会に感謝申し上げます。

 モラエスは、日本で有名になることを望まず、生前に彼の著書の翻訳本は出版されませんでしたが、死後に著作が次々と翻訳されると、日本の文壇はまたたくまに彼に注目しました。

 多くの日本人作家の論評を通じて、かつて徳島の地に長年過ごした一人のポルトガル人の数奇な運命や精神性に思いをはせていただけたらと願います。

 

f:id:iasmoraes:20201119102050p:plain
 

f:id:iasmoraes:20201119102125p:plain