6月2日に予定通り,例会・読書会を実施しました。
この会では,7月23日(月)から11月末まで予定されているモラエス関係の展示の企画についてご相談しました。
現在,総合科学部長の石川榮作先生が,「ニーベルンゲン伝説の世界〜英雄叙事詩からオペラ・漫画まで〜」を,4月11日(月)〜7月20日(金)の期間で展示をされています。このブログをご覧になった方,ぜひ一度足をお運びいただけたらと存じます。
http://www.tokushima-u.ac.jp/docs/2012052800031/
モラエスの展示では,来年が徳島来住100周年という区切りの年,種子島に鉄砲が伝来して470年という区切りの年ですので,その準備的な展示と考えております。ひとりのポルトガル人が,徳島に住み着いて,祖国ポルトガルに,徳島や日本のことを書き送り紹介したわけですが,ラフカディオ・ハーンとは違って,そのことをほとんどの人が知らなかったという事実があります。しかし,モラエスというひとりのポルトガル人の存在が,今のポルトガルと徳島の縁,絆を築いているわけですから,昨年の東日本大震災を機にして叫ばれている「絆」を考えるにつけても,いかにもふさわしい人であるといえるでしょう。
そこで皆様にお願いですが,この展示の企画に際して,これはという貴重なものをお持ちでしたら,またご存知でしたらぜひ宮崎までお知らせ願いたいと存じます。権利関係や展示の条件など慎重を期して,少しでも多くの人に知っていただけるよう展示することができたらと考えております。
次回の研究例会・読書会もまた学会のシーズンで変則的になりますが,7月28日(土)を予定しております。
展示が始まっている頃ですので,会場は,可能であれば,ガレリア新蔵のある日亜会館を考えております。
研究例会・読書会
日時:平成24年7月28日(土) 10時30分〜12時
場所:徳島大学総合科学部 1号館南棟3階 「第1会議室」
(徳島市南常三島町1−1)
※会場を変更しましたので,お気をつけ下さい。
問い合わせ先: 宮崎隆義
電話:088-656-7131
E-mail: miyazaki@ias.tokushima-u.ac.jp