徳島大学総合科学部モラエス研究会

徳島大学総合科学部モラエス研究会の活動記録

【モラエス研究会例会・読書会2月18日】

やっと春めいてきました。徳島では蜂須賀桜が見頃となっております。まだまだ寒暖の差が激しいですが,皆様ご健勝のことと存じます。

前回2月18日(土)の例会・読書会では,「第11章〜12章 日本の魂はどこまで行くのか?」として話題を提供し,皆様とお話をいたしました。まさに,今の世界や日本の情勢などをさまざまなメディアを通して知る限り,世界がどうなるのか,日本がどうなるのか,安穏としてはおれないような状況です。モラエスが自国ポルトガルの情勢に心を痛めたことを考えると,同じような状況が生まれつつあることに不思議な気がいたします。

   

   




『日本精神』がそろそろ終わりとなりますので,その後は,花野富蔵の『定本モラエス全集』を第1巻から少しずつ読んでいこうと考えています。資料は読書会で配布の予定です。


次回の例会・読書会は,3月25日(土)を予定しています。お立ち寄りいただけましたら幸いです。

なお,今までこのような案内を郵便でお送りしてきましたが,それも大学に地域貢献事業のプロジェクトとして経費を申請し認めてもらってきたためでした。ですが大学の予算に厳しいものがあり,今後認めてもらうことは叶わない可能性が高くなってまいりました。以下のブログやホームページで充分と思われる方におかれましては,メール等でお知らせいただけましたら幸いです。例会等でいろんな意見や知恵を集めて4月以降を考えたいと存じます。

 読書会は,これまでと同様に,行きつ戻りつしながら,作品を楽しみつつ,昔の様子や,当時の記憶などを留めていきたいと思います。関連して,「昔ここはこうだった,あそこはああだった」とか,どんなことでも結構ですので,いろんな情報や話題をお気軽にご提供くだされば大変ありがたく存じます。研究例会・読書会はいつも公開で,モラエスに興味や関心がおありの方,あるいは徳島の魅力再発見をお考えの方など,自由にお気軽に参加していただくことを考えて開いておりますので,若い方々,昔の徳島の姿をご記憶の方々の参加をお待ちしております。
 例会・読書会の案内は,研究会のブログ(http://d.hatena.ne.jp/iasmoraes/)や徳島大学総合科学部のホームページ(http://www.tokushima-u.ac.jp/ias/)にも掲載しておりますので,そちらもご覧いただけましたら幸いです。                             


研究会例会・読書会:
日   時: 平成29年3月25日(土) 10時30分〜12時場   所: 徳島大学総合科学部1号館南棟3階 第1会議室徳島市南常三島町1−1)
※お車でお越しになる場合,駐車場(工学部の正門ゲートを通って図書館南側駐車場)が利用可能ですが,できるだけ公共の交通機関をご利用ください(裏面参照)。
なお,ゲートに守衛さんが不在の時には,インターホンで来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:
『日本精神』(文庫版:徳島日本ポルトガル協会)
(岡村多希子訳,500円)
※本については,訳者の岡村多希子先生,並びに徳島日本ポルトガル協会のご厚意とご協力でご提供させていただいております。



お問い合わせ先:
徳島大学大学院総合科学研究部
宮崎隆義
電話: 656−7131
メールアドレス:
miyazaki.takayoshi@tokushima-u.ac.jp