毎週末学会出張で,ブログの更新が遅れがちで申し訳ありません。
11月23日(金)に予定通り,研究例会・読書会を開きました。
連休とあって変則的に金曜日に開かせていただきました。
前日の11月22日(木)には,附属図書館で学術講演会として「語りでふれる文豪モラエス」を,徳島朗読サロン「さざなみ」グループ主宰の住友美代子さんにお願いしました。
モラエスの著作を朗読で楽しむということで,ご来場いただいた50名近い方々に楽しんでいただきました。本を読む楽しみも,こうした朗読という形でいっそう多様性と深さが出てくるのではと思います。
12月7日(金)には,新田次郎氏の遺作を書き継いで『孤愁〈サウダーデ〉』を完成された,藤原正彦氏に,徳島市のあわぎんホールでご講演をいただくことになっております。
http://www.tokushima-u.ac.jp/docs/2012110800010/
http://www.tokushima-u.ac.jp/docs/2012110800010/files/241207.pdf
ガレリア展示室では,すでに第3期の展示に入っております。
モラエスの顕彰の歴史と,ポルトガルとの交流といった,今の取り組みなどを紹介しておりますので,ぜひおいでいただけたらと思います。
ガレリア新蔵 http://www.tokushima-u.ac.jp/docs/2012072500034/
ポスターはこちら:
http://www.tokushima-u.ac.jp/gs/docs/2012072500027/files/tokubetsuten_20120727.pdf
研究会では,「日本の異国情調」について,ヨーロッパにおける当時の日本のとらえ方を,ロティ,ゴンクール,ハーンなどを参照しながらモラエスのとらえ方を検討しました。
特に女性の見方について,それぞれ個性が違うのか,興味深いところでした。
次回の研究例会・読書会もまた学会等の都合で変則的になり申し訳ございませんが,12月22日(土)を予定しております。
研究例会・読書会
日時:平成24年12月22日(土) 10時30分〜12時
場所:徳島大学総合科学部 1号館南棟3階 「第1会議室」
※お車でおいでの際には,工学部正門のゲートより入られて,図書館南側の駐車場に駐車いただきますようお願いいたします。ゲートに守衛さんが不在の場合は,インターホンを押して来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:
読書会の作品『おヨネとコハル』(岡村多希子訳, 彩流社, 2000円+税)
問い合わせ先: 宮崎隆義
電話:088-656-7131
E-mail: miyazaki@ias.tokushima-u.ac.jp