徳島大学総合科学部モラエス研究会

徳島大学総合科学部モラエス研究会の活動記録

【モラエスシンポジウム3月8日,研究会例会・読書会3月29日】

3月8日(土)には,徳島日本ポルトガル協会との共催で,元在ポルトガル共和国四宮信隆全権大使をお迎えして,特別講演並びにモラエスシンポジウムを開催いたしました。多数のご来場をいただきましてありがとうございました。四宮大使は東京のご出身ではありますが,徳島に縁故のある方ですので,昨年のモラエスの従兄弟の子孫が来られることとなった契機と同様,大変興味深いことと思っております。いろんな思いがけないつながりが,モラエスに関わって拡がってゆくことに,なんだか考えさせられるものがあります。四宮大使のお話に,またあらたな取り組みなどを考えてゆく上で大いに参考になりました。これからが私たち研究会の真価が問われることになるのかもしれません。

   
   
   



3月29日の例会・読書会では,これまでにも話題になったことがありますが,モラエスの遺言状の内容が話題となりました。特に埋葬については,翻訳の違いも微妙なところがあるのでしょうが,現実にどのように行われてその後どうなったのか,今となってはわからないことだらけでしょうが,大変興味深い点があります。と同時に,モラエスの墓についても,その変遷というか,場所についても記録を留めてゆく必要があります。

   
   


読書会は,これまでと同様に,行きつ戻りつしながら,作品を楽しみつつ,昔の様子や,当時の記憶などを留めていきたいと思いますので,関連して,「昔ここはこうだった,あそこはああだった」とか,どんなことでも結構ですので,いろんな情報や話題をご提供くだされば大変ありがたく存じます。研究例会・読書会はいつも公開で,モラエスに興味や関心がおありの方,あるいは徳島の魅力再発見をお考えの方など,自由にお気軽に参加していただくことを考えて開いておりますので,若い方々,昔の徳島の姿をご記憶の方々の参加をお待ちしております。
 
   
次回の研究例会・読書会は,4月26日(土)を予定しております。
例会・読書会は,本当に自由な雰囲気でおしゃべりをしておりますので,ご興味のある方は,どうぞ気軽にのぞいてみてください。

研究例会・読書会
日時:平成26年4月26日(土) 10時30分〜12時
場所:徳島大学総合科学部 1号館南棟3階 第1会議室
   徳島市南常三島町1−1)

※お車でおいでの際には,工学部正門のゲートより入られて,図書館南側の駐車場に駐車いただきますようお願いいたします。ゲートに守衛さんが不在の場合は,インターホンを押して来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:
 読書会の作品『おヨネとコハル』(岡村多希子訳, 彩流社, 2000円+税)
問い合わせ先: 宮崎隆義
        電話:088-656-7131
        E-mail: miyazaki@ias.tokushima-u.ac.jp