徳島大学総合科学部モラエス研究会

徳島大学総合科学部モラエス研究会の活動記録

【モラエス研究会例会・読書会10月18日】

【モラエス研究会例会・読書会10月18日】

更新がすっかり遅くなってしまいました。

予定通り10月18日(土)に例会・読書会を開きました。

日本とポルトガル,あるいはヨーロッパとの比較ということにもなりますが,日本人のルーツ,そして国土や風土と,そこに住む人間に及ぼす影響というものをモラエスがどんなに捉えていたか,興味があります。100年以上も前のことで,現在とはかなり違って大雑把ではありますが,国民性がどんなにして育まれるのか,それを考えるとなかなか不思議な気がします。その土地土地で,そこに住む人たちの気質なりが異なってくるというのも面白いものです。

   
   



次回は11月29日(土)ですが,この日には,午前中に例会・読書会をいつものように開きます。この場に,岡村多希子先生をお迎えして,コメントなどいただけることを考えております。午後には,

「神戸と徳島のモラエス」シンポジウム〜モラエスの実像に迫る〜 を開催いたします。

これは,徳島大学総合科学部モラエス研究会として,平成26年度徳島大学パイロット事業支援プログラムに申請し採択されたもので,昨年平成25(2013)年12月1日に,明治大学徳島県徳島大学連携講座として,シンポジウム「ポルトガルの文豪モラエス〜「美しい日本」をこよなく愛した異邦人〜」を開催しましたが,その続編として,神戸時代に焦点をあてながら徳島に来住したモラエスの実像に迫ろうという企画です。
シンポジウムには,モラエスの作品の翻訳者である岡村多希子東京外国語大学名誉教授にコメンテーターとして加わっていただき,できるだけ自由な雰囲気でご来場の皆様とお話ができるように考えております。
さらに,シンポジウムが始まるまでに,モラエスのパネル展示「W. de Moraesの5163日」を行い,徳島日本ポルトガル協会理事の近藤文子氏に解説をおこなっていただきます。貴重な神戸時代のモラエスについての発掘資料をご紹介いただけます。

詳細についての問い合わせ先:
石川榮作: 088−656−7142
メールアドレス:ishikawa.eisaku@tokushima-u.ac.jp


日時:平成26年11月29日(土)12時40分〜17時
場所:徳島大学全学共通教育棟4−201および202(徳島市南常三島町1−1)

※パネル展示と解説,シンポジウム:
1.パネル展示と解説:12時40分〜13時20分 4-202講義室パネル展示「W.de Moraesの5163日」と近藤文子氏(徳島日本ポルトガル協会理事)による解説
    ※参加申し込み不要

2.神戸と徳島のモラエス」シンポジウム〜モラエスの実像に迫る〜:
14時00分〜17時00分 4-201講義室
※参加申し込み不要

詳しくは,以下のチラシをご参照ください。