徳島大学総合科学部モラエス研究会

徳島大学総合科学部モラエス研究会の活動記録

【モラエス研究会例会・読書会11月29日】

11月29日に,モラエス研究会例会・読書会,パネル展示,モラエスシンポジウムを開催いたしました。
ご案内しておりましたように,モラエスの作品を翻訳されている東京外国語大学名誉教授岡村多希子先生をお迎えすることができ,定例で開いている読書会にご出席をいただき,いつもの雰囲気の読書会の中でコメントなどをいただきました。

   


   

読書会のあと,徳島日本ポルトガル協会理事の近藤文子氏による,パネル展示「W. de Moraesの5163日」の解説をおこなっていただきました。貴重な写真や資料の発掘によって,神戸でモラエスが外交官・領事としていかにすぐれた仕事をしていたかがよくわかる,大変価値ある展示と解説でした。

   

   


この展示は,引き続いて,徳島大学本部(徳島市新蔵町)にある「ガレリア新蔵」で,第11回特別展「神戸と徳島のモラエス展示会」として12月15日から2015年2月20日まで開催されます。1月31日(土)に,14時から15時20分まで,近藤文子氏による解説がありますので,ぜひおいでいただけましたら幸いです。

展示と展示解説のあと,「神戸と徳島のモラエス」シンポジウム〜モラエスの実像に迫る〜 を開催いたしました。
これは昨年の12月1日に明治大学で開催したモラエス・シンポジウムの続編というものですが,神戸と徳島でのモラエスに焦点を当てて,モラエスの実像に迫ろうというものです。

  

  


午前の読書会から,昼の展示会,午後のシンポジウムと,あわただしい一日でしたが,60名以上の方々にご来場いただき感謝しております。ありがとうございました。

今後さらにモラエスの実像に迫ることができるよう,地道に隠れた資料などを発掘していきたいと考えております。



次回の研究会例会・読書会は,1月24日(土)を予定しております。
例会・読書会は,本当に自由な雰囲気でおしゃべりをしておりますので,ご興味のある方は,どうぞ気軽にのぞいてみてください。


研究例会・読書会

日時:平成27年1月24日(土) 10時30分〜12時
場所:徳島大学総合科学部 1号館南棟3階 第1会議室

   徳島市南常三島町1−1)


※お車でおいでの際には,工学部正門のゲートより入られて,図書館南側の駐車場に駐車いただきますようお願いいたします。ゲートに守衛さんが不在の場合は,インターホンを押して来意をお告げください。

参 加 費: 無料(申し込み不要)

読書会の内容:

 読書会の作品『日本精神』(岡村多希子訳, 徳島日本ポルトガル協会)


問い合わせ先: 宮崎隆義

        電話:088-656-7131

        E-mail: miyazaki@ias.tokushima-u.ac.jp