徳島大学総合科学部モラエス研究会

徳島大学総合科学部モラエス研究会の活動記録

【モラエス研究会例会・読書会6月10日】

猛暑の日々が続いております。台風もあっという間に過ぎてしまいましたが,各地に大変な雨をもたらしています。熱中症が心配ですが,皆様ご健勝のことと存じます。
 
前回6月10日(土)の例会・読書会では,花野富蔵『定本モラエス全集』第1巻の「極東遊記」を扱うということで,その作品の成立経緯や交友関係など,周辺的なことを中心に話題提供させていただきました。これからがまた楽しみです。

   
   



なお,今後の予定としては以下のように考えておりますので,ご予定ください。急な公務や出張等で変更もあるかもしれませんが,このブログや総合科学部のホームページでその都度ご確認ください。また,今後,ご案内を省略させていく方向ですので,ご容赦ください。基本的には月の最終土曜日とお考え下さい。

 7月29日(土) 15時〜16時30分 17時から暑気払い会(生協食堂)
 8月26日(土) 10時30分〜12時
 9月30日(土) 10時30分〜12時

読書会は,これまでと同様に,行きつ戻りつしながら,作品を楽しみつつ,昔の様子や,当時の記憶などを留めていきたいと思います。関連して,「昔ここはこうだった,あそこはああだった」とか,どんなことでも結構ですので,いろんな情報や話題をお気軽にご提供くだされば大変ありがたく存じます。研究例会・読書会はいつも公開で,モラエスに興味や関心がおありの方,あるいは徳島の魅力再発見をお考えの方など,自由にお気軽に参加していただくことを考えて開いておりますので,若い方々,昔の徳島の姿をご記憶の方々の参加をお待ちしております。

例会・読書会の案内は,研究会のこのブログ(http://d.hatena.ne.jp/iasmoraes/)や徳島大学総合科学部のホームページ(http://www.tokushima-u.ac.jp/ias/)にも掲載しておりますので,そちらもご覧いただけましたら幸いです。                             

次回は,以下のように予定しております。
いつもと時間を変更して,研究会・例会終了後,大学生協食堂で,暑気払い会を行います。

研究会例会・読書会:(時間と場所がこれまでと違いますのでお気をつけください。)
日   時: 平成29年7月29日(土) 15時〜16時30分
場   所: 徳島大学総合科学部1号館北棟3階 学部ゼミ室3(NTT,市民病院側です)
徳島市南常三島町1−1)
※お車でお越しになる場合,駐車場(工学部の正門ゲートを通って図書館南側駐車場)が利用可能ですが,できるだけ公共の交通機関をご利用ください。なお,ゲートに守衛さんが不在の時には,インターホンで来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:『定本 モラエス全集1』(集英社版)「極東遊記」 資料はその場で配布予定です。

※研究会・例会終了後,恒例の暑気払い会を,生協食堂で,17時から予定しています。参加費3000〜4000円程度の予定。
どうぞお誘いあわせの上,多数ご参加ください(暑気払い会だけでも大歓迎です)。



お問い合わせ先:
徳島大学教養教育院
宮崎隆義
電話: 088−656−7131
メールアドレス:
miyazaki.takayoshi@tokushima-u.ac.jp

【モラエス研究会例会・読書会4月22日】

新年度のあわただしさもひとまずピークを越したように思いますが,夏日のような日々が続き,季節のうつろいなど情緒が飛んでしまいそうです。皆様ご健勝のことと存じます。

前回4月22日の読書会は,『日本精神』の「補遺 日本の教育(2)」として,この作品はひとまず終えることといたしました。留学,教育勅語,道徳教育など,今,結構話題になっておりますが,当時のモラエスの目を通じて昨今を比べてみますとまたなにかといろいろと考えさせられてしまいます。

次回からは,花野富蔵の『定本モラエス全集』(集英社)を,第1巻から少しずつ読んでいこうと考えています。最初は,「極東遊記」になりますが,資料は今後読書会の際に,その都度配布の予定です。

   
   


4月末には,ポルトガルから6人の方々が26日に徳島に来られ,徳島市への表敬訪問,小学校の訪問等をされた後,28日の午後には徳島大学総合科学部を訪問されました。その際に総合科学部に置かれている臨時モラエス館をご案内しました。翌日29日にはモラエスゆかりの場所などを,徳島日本ポルトガル協会の方々とご案内いたしました。夜には歓迎会も開かれ,大変楽しく過ごすことができました。

   
   
   
   
   
   



読書会は,これまでと同様に,行きつ戻りつしながら,作品を楽しみつつ,昔の様子や,当時の記憶などを留めていきたいと思います。関連して,「昔ここはこうだった,あそこはああだった」とか,どんなことでも結構ですので,いろんな情報や話題をお気軽にご提供くだされば大変ありがたく存じます。研究例会・読書会はいつも公開で,モラエスに興味や関心がおありの方,あるいは徳島の魅力再発見をお考えの方など,自由にお気軽に参加していただくことを考えて開いておりますので,若い方々,昔の徳島の姿をご記憶の方々の参加をお待ちしております。
例会・読書会の案内は,この研究会のブログ(http://d.hatena.ne.jp/iasmoraes/)や徳島大学総合科学部のホームページ(http://www.tokushima-u.ac.jp/ias/)にも掲載しておりますので,そちらもご覧いただけましたら幸いです。                             

次回は,学会等が週末に続きますので,6月に開きたいと思います。


研究会例会・読書会:
日   時: 平成29年6月10日(土) 10時30分〜12時場   所: 徳島大学総合科学部1号館南棟3階 第1会議室       (徳島市南常三島町1−1)
※お車でお越しになる場合,駐車場(工学部の正門ゲートを通って図書館南側駐車場)が利用可能ですが,できるだけ公共の交通機関をご利用ください。
なお,ゲートに守衛さんが不在の時には,インターホンで来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:
「極東遊記」(『定本 モラエス全集1』(集英社刊))
 ※プリントを研究会の際に配布いたします。



今後の予定:学会や公務の関係で変更もあります。 7月29日
 8月26日
 9月30日
   


お問い合わせ先:
徳島大学教養教育院
宮崎隆義
電話: 088−656−7131
メールアドレス:
miyazaki.takayoshi@tokushima-u.ac.jp

【モラエス研究会例会・読書会3月25日】

新年度となり,待ちわびた桜の花も一気に満開の様子です。天気に恵まれないのが残念で気温の変動が激しいですが,皆様ご健勝のことと存じます。

読書会では,『日本精神』のほぼ最終となりますが,「補遺 日本の教育(1)」を取り上げ,4月の例会・読書会で『日本精神』をひとまず終わりとしたいと考えております。その後は,花野富蔵の『定本モラエス全集』を第1巻から少しずつ読んでいこうと考えています。資料は今後読書会の際にその都度配布の予定です。

映画『恋の浮島』がDVDになって手軽に見ることができるようになり,昨年は映画の鑑賞会と大竹洋子氏によるお話と解説を行いましたが,実は,徳島で映画が先行公開されたときに,「恋の浮島」という歌も作られたそうです。この例会では,作詞者作曲者の了解を得まして,「恋の浮島」という歌を,徳島のファディストでもある神野喜美さんによって披露していただきました。

   
   

また,『「モラエス顕彰による地方創生プロジェクト」論集』第3号のご披露並びに配布をいたしました。原稿をお寄せいただいた皆様方には心より感謝申し上げます。


   

さらにまた,徳島県兵庫県が「鳴門の渦潮」の世界遺産登録に向けて,「『鳴門の渦潮』世界遺産登録学術調査検討委員会」を立ち上げ,徳島県側では,「鳴門の渦潮」の文化的側面について調査検討を進めており,このたび「『鳴門の渦潮』世界遺産登録学術調査報告書〜文化編〜」が3月末に刊行されました。この中で,モラエスが「鳴門の渦潮」を見に行ったということが,『徳島の盆踊り』に書かれているので,私宮崎が学術調査委員会に加えられ,これまで2回ほど委員会で報告をし,それをさらに報告書としてまとめております。「鳴門の渦潮」を見に行った,というだけでは中身がありませんので,モラエスがそれを日本の風景として見ていることから,風景論の観点から調査論考してみました。長崎から神戸,横浜に至るときに,船上から瀬戸内海の風景を描いていて,その見方の根底には西洋の風景の概念がうかがえ,同時にモラエスの東洋や日本へのあこがれ心酔もうかがえます。さらにその当時,もうすでに瀬戸内海や鳴門海峡を含む淡路島周辺の海図が外国によって作成されていたということにも少々驚かされます。その点については,同僚であるモートン常慈(David Moreton)氏が,「西洋人の目からみた『鳴門の渦潮』」として,当時のパンフレットや地図などを紹介されており,イギリス海軍が作成していた海図も委員会で披露されました。モラエスポルトガル海軍の軍人ですから,ひょっとしてそうした海図を目にしていたかもしれません。興味は尽きません。


   



読書会は,これまでと同様に,行きつ戻りつしながら,作品を楽しみつつ,昔の様子や,当時の記憶などを留めていきたいと思います。関連して,「昔ここはこうだった,あそこはああだった」とか,どんなことでも結構ですので,いろんな情報や話題をお気軽にご提供くだされば大変ありがたく存じます。研究例会・読書会はいつも公開で,モラエスに興味や関心がおありの方,あるいは徳島の魅力再発見をお考えの方など,自由にお気軽に参加していただくことを考えて開いておりますので,若い方々,昔の徳島の姿をご記憶の方々の参加をお待ちしております。
例会・読書会の案内は,この研究会のブログ(http://d.hatena.ne.jp/iasmoraes/)や徳島大学総合科学部のホームページ(http://www.tokushima-u.ac.jp/ias/)にも掲載しておりますので,そちらもご覧いただけましたら幸いです。                             




研究会例会・読書会:
日   時: 平成29年4月22日(土) 10時30分〜12時場   所: 徳島大学総合科学部1号館南棟3階 第1会議室       (徳島市南常三島町1−1)
※お車でお越しになる場合,駐車場(工学部の正門ゲートを通って図書館南側駐車場)が利用可能ですが,できるだけ公共の交通機関をご利用ください。
なお,ゲートに守衛さんが不在の時には,インターホンで来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:
『日本精神』(文庫版:徳島日本ポルトガル協会)
(岡村多希子訳,500円)
※本については,訳者の岡村多希子先生,並びに徳島日本ポルトガル協会のご厚意とご協力でご提供させていただいております。

   
※なお,この3月末で退職されました石川榮作先生を労う会を,当日の夕刻18時より,阿波観光ホテルで予定しております。


お問い合わせ先:
徳島大学教養教育院
宮崎隆義
電話: 088−656−7131
メールアドレス:
miyazaki.takayoshi@tokushima-u.ac.jp

【モラエス研究会例会・読書会2月18日】

やっと春めいてきました。徳島では蜂須賀桜が見頃となっております。まだまだ寒暖の差が激しいですが,皆様ご健勝のことと存じます。

前回2月18日(土)の例会・読書会では,「第11章〜12章 日本の魂はどこまで行くのか?」として話題を提供し,皆様とお話をいたしました。まさに,今の世界や日本の情勢などをさまざまなメディアを通して知る限り,世界がどうなるのか,日本がどうなるのか,安穏としてはおれないような状況です。モラエスが自国ポルトガルの情勢に心を痛めたことを考えると,同じような状況が生まれつつあることに不思議な気がいたします。

   

   




『日本精神』がそろそろ終わりとなりますので,その後は,花野富蔵の『定本モラエス全集』を第1巻から少しずつ読んでいこうと考えています。資料は読書会で配布の予定です。


次回の例会・読書会は,3月25日(土)を予定しています。お立ち寄りいただけましたら幸いです。

なお,今までこのような案内を郵便でお送りしてきましたが,それも大学に地域貢献事業のプロジェクトとして経費を申請し認めてもらってきたためでした。ですが大学の予算に厳しいものがあり,今後認めてもらうことは叶わない可能性が高くなってまいりました。以下のブログやホームページで充分と思われる方におかれましては,メール等でお知らせいただけましたら幸いです。例会等でいろんな意見や知恵を集めて4月以降を考えたいと存じます。

 読書会は,これまでと同様に,行きつ戻りつしながら,作品を楽しみつつ,昔の様子や,当時の記憶などを留めていきたいと思います。関連して,「昔ここはこうだった,あそこはああだった」とか,どんなことでも結構ですので,いろんな情報や話題をお気軽にご提供くだされば大変ありがたく存じます。研究例会・読書会はいつも公開で,モラエスに興味や関心がおありの方,あるいは徳島の魅力再発見をお考えの方など,自由にお気軽に参加していただくことを考えて開いておりますので,若い方々,昔の徳島の姿をご記憶の方々の参加をお待ちしております。
 例会・読書会の案内は,研究会のブログ(http://d.hatena.ne.jp/iasmoraes/)や徳島大学総合科学部のホームページ(http://www.tokushima-u.ac.jp/ias/)にも掲載しておりますので,そちらもご覧いただけましたら幸いです。                             


研究会例会・読書会:
日   時: 平成29年3月25日(土) 10時30分〜12時場   所: 徳島大学総合科学部1号館南棟3階 第1会議室徳島市南常三島町1−1)
※お車でお越しになる場合,駐車場(工学部の正門ゲートを通って図書館南側駐車場)が利用可能ですが,できるだけ公共の交通機関をご利用ください(裏面参照)。
なお,ゲートに守衛さんが不在の時には,インターホンで来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:
『日本精神』(文庫版:徳島日本ポルトガル協会)
(岡村多希子訳,500円)
※本については,訳者の岡村多希子先生,並びに徳島日本ポルトガル協会のご厚意とご協力でご提供させていただいております。



お問い合わせ先:
徳島大学大学院総合科学研究部
宮崎隆義
電話: 656−7131
メールアドレス:
miyazaki.takayoshi@tokushima-u.ac.jp

【モラエス研究会例会・読書会1月28日】

暦の上では早くも立春を過ぎましたが,寒波が気まぐれに襲ってきております。寒暖の変化が激しくて身体が思うようについていきませんが,皆様ご健勝のことと存じます。

 すっかり遅くなりましたが,前回1月28日(土)の例会・読書会では,「第10章 芸術と文学 唄」として話題を提供し,皆様とお話をいたしました。モラエスから見ると,日本人はしょっちゅう歌っているとのことで,その話題となりました。「更級日記」にも出てくる旅芸人の歌,室町時代瞽女(ごぜ)や,その流れから演歌の藤圭子さんのこととか,結構盛り上がりました。仕事の際の唄なども考えてみれば興味が尽きないものです。

 次回の例会・読書会は,2月18日(土)を予定しています。お立ち寄りいただけましたら幸いです。

 なお,今までこのような案内を郵便でお送りしてきましたが,それも大学に地域貢献事業のプロジェクトとして経費を申請し認めてもらってきたためでした。ですが大学の予算に厳しいものがあり,今後認めてもらうことは叶わない可能性が高くなってまいりました。以下のブログやホームページで充分と思われる方におかれましては,メール等でお知らせいただけましたら幸いです。3月の例会まではこれまで通り郵便でご案内いたします。それまでに,例会等でいろんな意見や知恵を集めて4月以降を考えたいと存じます。


   

   


 読書会は,これまでと同様に,行きつ戻りつしながら,作品を楽しみつつ,昔の様子や,当時の記憶などを留めていきたいと思います。関連して,「昔ここはこうだった,あそこはああだった」とか,どんなことでも結構ですので,いろんな情報や話題をお気軽にご提供くだされば大変ありがたく存じます。研究例会・読書会はいつも公開で,モラエスに興味や関心がおありの方,あるいは徳島の魅力再発見をお考えの方など,自由にお気軽に参加していただくことを考えて開いておりますので,若い方々,昔の徳島の姿をご記憶の方々の参加をお待ちしております。

研究会例会・読書会:

日   時: 平成29年2月18日(土) 10時30分〜12時

場   所: 徳島大学総合科学部1号館南棟3階 第1会議室

   (徳島市南常三島町1−1)

 ※お車でお越しになる場合,駐車場(工学部の正門ゲートを通って図書館南側駐車場)が利用可能ですが,できるだけ公共の交通機関をご利用ください。

  なお,ゲートに守衛さんが不在の時には,インターホンで来意をお告げください。

参 加 費: 無料(申し込み不要)

読書会の内容:『日本精神』(文庫版:徳島日本ポルトガル協会)

        (岡村多希子訳,500円)

※本については,訳者の岡村多希子先生,並びに徳島日本ポルトガル協会のご厚意とご協力でご提供させていただいております。

お問い合わせ先:

徳島大学大学院総合科学研究部

宮崎隆義

電話: 656−7131

メールアドレス:miyazaki.takayoshi@tokushima-u.ac.jp

【モラエス研究会例会・読書会12月24日】

新しい年を迎えました。皆様ご健勝のことと存じます。
昨年も,ファド講座,大竹洋子さんをお迎えしてトークを交えた『恋の浮島」映画鑑賞会と,また,ガレリア新蔵での展示会と,充実した年となりました。
今年も,できる限りのことをして,モラエス顕彰並びにポルトガルの文化歴史を知ることをイベントやこの研究例会・読書会を通して進めていきたいと考えております。

 前回12月24日(土)の例会・読書会では,「第10章 芸術と文学(5) 俳句」として話題を提供し,皆様とお話をいたしました。
 モラエスが日本の俳句や短歌に興味を持ち,幾分か紹介しポルトガル語にも翻訳しておりますが,どうも翻訳に成功したとは言い難いようです。俳句が英語に訳された場合,大概3行詩で紹介されておりますが,英語で書かれているのであればそれは英詩に他ならないだろうと,同様に,ポルトガル語で4行詩のクワドラで翻訳されたり作られたとしても,やはりそれはポルトガル詩に他ならないだろうと,少し意地悪く思ったりもします。形式の問題や,音節の問題など,さらには季語や,松尾芭蕉が鮮烈に描き出した静と動,時間感覚の凝縮など,ひとつの芸術が異文化に影響を与えてさらに新たなものを生み出す妙というものがあり,それはそれでまた素晴らしいものですが,同時に,言葉というものの難しさと,その面白さというものには果てがないように思います。

   
   


 次回の例会・読書会は,1月28日(土)を予定しています。お立ち寄りいただけましたら幸いです。

 読書会は,これまでと同様に,行きつ戻りつしながら,作品を楽しみつつ,昔の様子や,当時の記憶などを留めていきたいと思います。関連して,「昔ここはこうだった,あそこはああだった」とか,どんなことでも結構ですので,いろんな情報や話題をお気軽にご提供くだされば大変ありがたく存じます。研究例会・読書会はいつも公開で,モラエスに興味や関心がおありの方,あるいは徳島の魅力再発見をお考えの方など,自由にお気軽に参加していただくことを考えて開いておりますので,若い方々,昔の徳島の姿をご記憶の方々の参加をお待ちしております。


研究会例会・読書会:
日   時: 平成29年1月28日(土) 10時30分〜12時場   所: 徳島大学総合科学部1号館南棟3階 第1会議室
   (徳島市南常三島町1−1)
 ※お車でお越しになる場合,駐車場(工学部の正門ゲートを通って図書館南側駐車場)が利用可能ですが,できるだけ公共の交通機関をご利用ください。
  なお,ゲートに守衛さんが不在の時には,インターホンで来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:『日本精神』(文庫版:徳島日本ポルトガル協会)
        (岡村多希子訳,500円)
※本については,訳者の岡村多希子先生,並びに徳島日本ポルトガル協会のご厚意とご協力でご提供させていただいております。


お問い合わせ先:
徳島大学大学院総合科学研究部
宮崎隆義
電話: 656−7131
メールアドレス:miyazaki.takayoshi@tokushima-u.ac.jp


   

【モラエス研究会例会・読書会11月19日】

年の瀬となり,皆様あわただしい日々をお過ごしのここと存じます。

 前回11月19日(土)の例会・読書会では,「第10章 芸術と文学(4) 日本文学」として話題を提供し,皆様とお話をいたしました。
 徳島の新聞などの変遷など,昔は活字によるメディアというものが,結構豊富であったことに驚かされました。また,そんなものを庶民の人たちが熱心に読んでいたこと,貸本の様子なども興味深いものです。日本人の教育好きには,ハーンも驚いてその著書の中にも書き記しておりますが,モラエスも,日本人のそうした点には驚きを感じていたようです。出版物も,特に本など,今は価値がどんどん薄れていますが,当時の挿絵入りのきれいな装丁の本などを考えると,古き良き時代だったのかとも思われてきます。
 また,現在,徳島の阿波踊り会館前にあるモラエスの碑についても,当時の青写真や写真などで,今とは違う向きであったりとか,多少当時の設計とは違うこともわかりました。

   
   


 次回の例会・読書会は,年の瀬,しかもクリスマス・イヴの12月24日(土)を予定しています。あわただしい頃ですが,お立ち寄りいただけましたら幸いです。

 読書会は,これまでと同様に,行きつ戻りつしながら,作品を楽しみつつ,昔の様子や,当時の記憶などを留めていきたいと思います。関連して,「昔ここはこうだった,あそこはああだった」とか,どんなことでも結構ですので,いろんな情報や話題をお気軽にご提供くだされば大変ありがたく存じます。研究例会・読書会はいつも公開で,モラエスに興味や関心がおありの方,あるいは徳島の魅力再発見をお考えの方など,自由にお気軽に参加していただくことを考えて開いておりますので,若い方々,昔の徳島の姿をご記憶の方々の参加をお待ちしております。


研究会例会・読書会:
日   時: 平成28年12月24日(土) 10時30分〜12時場   所: 徳島大学総合科学部1号館南棟3階 第1会議室
   (徳島市南常三島町1−1)
 ※お車でお越しになる場合,駐車場(工学部の正門ゲートを通って図書館南側駐車場)が利用可能ですが,できるだけ公共の交通機関をご利用ください。
  なお,ゲートに守衛さんが不在の時には,インターホンで来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:『日本精神』(文庫版:徳島日本ポルトガル協会)
        (岡村多希子訳,500円)
※本については,訳者の岡村多希子先生,並びに徳島日本ポルトガル協会のご厚意とご協力でご提供させていただいております。


お問い合わせ先:
徳島大学大学院総合科学研究部
宮崎隆義
電話: 656−7131
メールアドレス:miyazaki.takayoshi@tokushima-u.ac.jp