7月27日(土)に,NPO法人神戸外国人居留地研究会との合同研究会を開きました。
7月は,モラエスが徳島にやって来た月であり,また,モラエスが亡くなった月でもあります。さらに,総合科学部モラエス研究会が発足したのも7月です。
それを記念しての7月,猛暑となりましたが,無事合同研究会を開くことができました。
10時半に神戸居留地研究会のメンバーがチャーターのバスで阿波おどり会館に到着,対面のご挨拶の後,すぐに阿波おどり会館にある徳島とポルトガルの友好モニュメント見学,潮音寺でのお墓参りとなりました。
その後は,バスで移動しながら新町小学校前のモラエス像,モラエス通り先にあるモラエス旧居跡を見学し,阿波おどり会館に引き返して,ロープウェイで眉山山頂に上がっていただき,モラエス館をしばらく見学していただきました。
その後,バスで眉山山頂公園にあるモラエス像の見学,そして「かんぽの宿」で会食の後,徳島大学総合科学部に移動して,午後の合同研究発表会となりました。
最初にNPO法人神戸外国人居留地研究会会長の神木哲男神戸大学名誉教授による「モラエスの日本観・女性観〜私的感想〜」,次に徳島側からとして徳島日本ポルトガル協会理事の近藤文子氏による「W.J. de Moraesの5,163日」が研究発表として行われました。
途中休憩をはさみながらも,神戸から遠路はるばる来徳いただいて,午前中はモラエスゆかりの場所見学,午後には合同研究発表と,猛暑の中,盛りだくさんでさぞお疲れになったろうと思います。
研究発表会後,徳島大学生協食堂で懇親会を開きました。徳島の特産を季節にも合わせてふんだんに用意してもらいましたが,モラエス・ワイン,おヨネとコハル・ワインは大好評でした。
次回の研究例会・読書会は,8月31日(土)を予定しております。
例会・読書会は,本当に自由な雰囲気でおしゃべりをしておりますので,ご興味のある方は,どうぞ気軽にのぞいてみてください。
研究例会・読書会
日時:平成25年8月31日(土) 10時30分〜12時
場所:徳島大学総合科学部 1号館南棟3階 「第1会議室」
※お車でおいでの際には,工学部正門のゲートより入られて,図書館南側の駐車場に駐車いただきますようお願いいたします。ゲートに守衛さんが不在の場合は,インターホンを押して来意をお告げください。
参 加 費: 無料(申し込み不要)
読書会の内容:
読書会の作品『おヨネとコハル』(岡村多希子訳, 彩流社, 2000円+税)
問い合わせ先: 宮崎隆義
電話:088-656-7131
E-mail: miyazaki@ias.tokushima-u.ac.jp