徳島大学総合科学部モラエス研究会

徳島大学総合科学部モラエス研究会の活動記録

【モラエス研究会例会・読書会12月17日】

12月17日に,予定通り例会・読書会を開きました。

12月6日には,前にもご案内しましたように,徳島大学「総合科学部フェスティバル」月間として,「モラエス展示会」講演会を行いました。
徳島日本ポルトガル協会会長の桑原信義氏に,「モラエスの生涯と徳島」と題して講演をしていただきましたが,総合科学部の学生を中心に,学内・学外からたくさんおいでいただき盛況な講演会となり,本当にありがとうございました。学生たちも興味を持ってくれて,こういう講演会をもっと開いて欲しい,授業との連携も工夫してもらいたいと,うれしい反響が寄せられました。中身の濃いご講演で,また機会があれば,少しずつモラエスの功績を紹介していただけたらと思います。


  
  



今回12月の例会・読書会には,わざわざ神戸から,NPO法人神戸外国人居留地研究会理事長の神戸大学名誉教授・奈良県立大学名誉教授・神木哲男先生にもおいでいただきました。神戸でのモラエス研究とも連携をさせていただいて,ますます多面的な広がりができますようにお力添えをいただきたいと考えております。本当にありがとうございました。


  


読書会としては,「正午の午砲(またもやコハル)」を中心に話題が広がりました。徳島の城山の上には,午砲の台座が残っておりますが,幼い頃に実際にお聞きになった方々もいらして懐かしさで盛り上がりました。コハルさんが亡くなる時に鳴った号砲は,モラエスにもさぞ感慨を起こさせるものであったでしょう。死を前にしての神秘的な現象と思われるものはよく耳にしますが,それが迷信的なものかどうかはさておいて,人の心の神秘と謎は,科学がいくら進んでもなかなか解き明かされることはないのかもしれません。

大変な年となってしまいました平成23年,2011年もあとわずかとなりました。皆様におかれましては,どうぞよい年をお迎えくださるようお祈りしております。



次回の研究例会・読書会もまた変則的ではありますが,年明けの1月21日(土)を予定しております。 
   

研究例会・読書会

日時:平成24年1月21日(土) 10時30分〜12時

場所:徳島大学総合科学部1号館1階・玄関北 「地域交流プラザ」

   (徳島市南常三島町1-1)

   ※お車でおいでの際には,工学部正門のゲートより入られて,図書館南側の駐車場に駐車いただきますようお願いいたします。ゲートに守衛さんが不在の場合は,インターホンを押して来意をお告げください。

問い合わせ先: 宮崎隆義

        電話:088-656-7131

        E-mail: miyazaki@ias.tokushima-u.ac.jp